また不祥事起こしてる…

仕事

自分が努めている会社の不祥事がニュースに上がっていたことを先週に確認していたので、どこかでシワ寄せが来るとは思っていたのですが、先週ワクチン休暇でくたばっていた間に既に問題に上がっていたようです。

「会社で取得していた認証が取り消しされてしまった!」

なんてこった!これから生産する製品は出荷出来るのか!?
幸いすぐに製造ラインが停止する自体には陥っていないですが、今週末に製造ラインの監査にお偉いさんが来られるという話でその対応でバタバタしていました。

数日後に備えて、今まで製造ラインを稼働させることを優先してしまったツケを払っている最中です。

といっても自分は下っ端なんでそこまで忙しいわけでは無いのですが…。

上司の指示してきた内容を実施するだけ。基本的に情報の洗い出しとその情報をエクセルへ反映させるといった内容。

絶対に使うかどうかは分からないが、もし質問を受けた際に正しく製造ラインの管理を実施していることを証明する為に用意しておく書類を作成していたわけです。

ふと、今やっている仕事は無駄な仕事のではと考えてしまった。

絶対に使う書類ならまだしも、もし指摘された時の為に用意しておく予備資料の為に何時間も費やしていると考えると時間を無為に過ごしているとも感じた。

これがブルシット・ジョブかと痛感した。

ブルシット・ジョブ クソどうでもいい仕事の理論

購入して読んでみたが、著書の数%程度しか理解出来なかった1冊。

ただ、世の中に存在する無駄な仕事についての情報と考えがこれでもかと詰まっていて、無駄が世界に蔓延っていることをこれでもかと見せつけてくる書籍だった…。

特にかつてのソ連のような社会主義国家に蔓延るブルシット・ジョブには衝撃を覚えたものだ。
エレベーターのボタンを押すだけの職員…。資本主義の現代では目に見えて無駄な仕事というのはほぼ無いだろうが、隠れた無駄は多く存在していそうだ。

わたし が「 書類 穴埋め 人」 という 用語 によって 言及 し て いる のは、 ある 組織 が 実際 には やっ て い ない こと を やっ て いる と 主張 できる よう に する こと が 主要 ないし 唯一 の 存在理由 で ある よう な 被雇用者 で ある。

四、 書類 穴埋め 人 の 仕事
デヴィッド グレーバー. ブルシット・ジョブ クソどうでもいい仕事の理論 (p.98). 株式会社 岩波書店. Kindle 版.

記憶の片隅から「書類穴埋め人」”ボックス・ティッカー”がまさに今回の事例にもっとも的を射ているのかと思った。

実際には行っていない仕事を”やっている!”と監査人に言い張る為の書類作成である。厳密にはやるつもりだった、が正しいか。

無駄な仕事かも知れないが、上司からの命令と、実際に自分たちは監査人の対応を行うわけではないので黙って資料作成を進めるのみです。

明日も、製造ラインの監督をしながら、資料作成だ…。

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